育休中に「少し働く=損?」って本当にそう?
最近、こんな話がありました。
育休中のスタッフに
「無理のない範囲で、少しだけお店を手伝ってもらえたら」
と相談したとき、
「働くと育休給付金が減るなら、損なんじゃないか」
という声が出ました。
この考え、実はとても多いです。
でも、結論から言うと
“損をしている”わけではありません。
育休給付金は
**「働かない期間の収入を補うためのもの」**です。
だから、
- しっかり休む → 給付金が多い
- 少し働く → 給付金が少し減る
これは損でもペナルティでもありません。
必要なくなった分が、最初から出ていないだけ。
育休中の収入には上限があるので、
「給付金」と「お給料」のバランスが変わるだけです。
少し働いたからといって、トータルが減ることはありません。
サロン業は「一度離れるとゼロに戻る仕事」
美容師・セラピスト・ネイリストなどの仕事は、
お客様=積み上げてきた信頼そのもの。
完全に現場から離れると、
- 指名のお客様が離れる
- 復帰後に一から作り直し
- 子育てしながら再スタート
という現実が待っています。
少しだけ関わることは、
今の負担を増やすためではなく、
復帰後の負担を減らすため。
これは
長い目で見たときの「損得」の話です。
無理に働く必要はない
もちろん、
- 育休は守られるべきもの
- 無理して働く必要はない
- 辞める選択も否定されるものではない
それは大前提です。
だからこそ、
「来てほしい」ではなく
「知った上で選んでほしい」。
最後に
育休中に少し働くことは、
- 給付金を削られることでも
- 誰かの穴埋めでもなく
将来の自分を守る選択肢のひとつです。
そして経営側も、
その意味をちゃんと説明する責任があると思っています。
もしこのブログを読んで
「損してると思ってた」
「そういう見方もあるんだ」
と感じてもらえたなら、
この発信には意味があったと思います。
※育休中の就労や給付金の支給可否は、
個別の状況によってハローワークの判断となります。
実際の手続きは必ず管轄のハローワークに確認してください。
